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サプリメントの基礎知識と選び方バイブル

エネルギーの産生と疲労物質の分解メカニズム

いうまでもなく、疲れを感じたときには休息・睡眠が大切です。

休息を取ることによって、ストレスや負荷から身体や脳を解放することで、乳酸やアンモニアの発生を抑えると共に代謝を促進します。

また、睡眠時にはホルモンの分泌が高まります。

成長ホルモンは、筋の修復や疲労した機能の回復を促進します。

その他のホルモンも身体の恒常性を維持する役割を持ち、低下した機能を修復します。

睡眠は、疲れた身体を回復させ、その機能を向上させるのです。

さらに、休息や睡眠によるリラックスは、自律神経を副交感神経優位の状態に導くことで過剰な活性酸素の発生を抑え、細胞への攻撃を防ぐと同時にリンパ球が増えることで免疫力も高めます。

人は摂取した栄養をATPという物質に変換して必要なエネルギーを得ています。

このATPの生産は体中の細胞で行われています。

また、乳酸やアンモニアなどの疲労物質は、体内で分解されてエネルギー代謝に再利用されたり、尿として体外へ排出されたりします。

解糖系

細胞に運ばれた糖質(グルコース)は、細胞質の解糖系という経路でピルビン酸へと酸化され、この過程でATPが生成されます。

ただし、この経路では嫌気状態(酸素の無い状態=たとえば無酸素運動などの激しい運動状態)だとピルビン酸は乳酸へと変換され疲労へと繋がります。

解糖系は、ほとんどの生物が備えている原始的な代謝経路です。

β酸化

脂肪は主に小腸で吸収、脂肪酸へと分解されます。

この脂肪酸は細胞内のミトコンドリアという器官でβ酸化という過程を経てATPを産生します。

なお、脂肪酸は脳関門(脳に必要でない物質を脳へと運び入れないよう制限する生体機構)を通過できないので、脳細胞のエネルギー源としては使用出来ません。

TCA回路(クエン酸回路)

解糖系で酸化されたピルビン酸の代謝や、脂肪酸のβ酸化によってアセチルCoAという物質が得られます。

この物質がクエン酸回路という経路に入って二酸化炭素にまで分解される過程でATPが産生されます。

TCA回路は酸素呼吸を行うほとんどの生物が備えており、ATPを最も効率よく生産する代謝系です。

ちなみに、解糖系で発生した乳酸は好気状態(酸素のある状態)になると再度ピルビン酸へと変換された後にアセチルCoAへと代謝されTCA回路に入ります。

オルニチン回路(尿素回路)

オルニチン回路は肝臓の肝細胞に存在します。

この代謝回路は、体内で生成された疲労物質であるアンモニアを無毒化し尿素へと変換します。

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栄養素 / 疲労回復に関連する役割 / 多く含む食品

ビタミンB₁

エネルギー代謝神経や筋肉の働きを補助

豚ヒレ、豚モモ、ウナギ

ビタミンB₂

炭水化物・脂質の代謝

豚レバー、牛レバー、鶏レバー

ビタミンB₆

脂質・タンパク質の代謝ホルモンや神経伝達物質の合成免疫機能の維持

サンマ、カツオ、メジマグロ

ビタミンB₁₂

神経細胞の安定

シジミ、赤貝、サンマ

ビタミンC

抗酸化・免疫機能の維持

アセロラ、柿、赤ピーマン

ビタミンE

抗酸化・免疫機能の維持、ホルモン分泌調整

ウナギ、カボチャ、アーモンド

カルシウム

神経細胞の安定

干しエビ、ワカサギ、煮干し

マグネシウム

糖質・タンパク質・脂質の代謝

大豆、あずき、昆布

赤血球を構成し酸素を運搬

豚レバー、鶏レバー、大豆

亜鉛

DNA・タンパク質の合成免疫機能の維持

牡蠣、豚レバー、煮干し

マンガン

糖質・タンパク質・脂質の代謝

栗、玄米、生そば

セレン

抗酸化

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