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摂食・嚥下障害は、なぜ起こるのか

摂食・嚥下(えんげ)障害とは、物を食べたり飲み込んだりすることが、うまく出来なくなった状態を指します。大きな原因の1つは脳卒中(脳梗塞や脳出血など)によるマヒで、摂食・嚥下障害の40%は脳卒中が原因だといわれています。さらに神経・筋疾患や、加齢による筋力の低下などによっても、摂食・嚥下障害が起こります。

医療行為との関連でいうと、手術によって神経が傷ついた場合にも起こりますし、薬の副作用によっても起こります。また、長い間 口から食べさせないことによっても起こります。

人はずっと食べないでいると、噛んだり飲み込んだりするための筋力や反射が弱って、食べるという行為が出来なくなってしまうのです。機能を使わないことで その機能が失われてしまうことを「廃用症候群」と呼びます。

また、栄養不足によって歯茎(はぐき)が縮んでしまい、入れ歯が合わなくなって食べられない、また噛む力が減衰したり、容易に疲れてしまって噛めなくなったりするなどといったことも起こります。

栄養素との関連では、亜鉛や銅、鉄などの微量元素が不足すると味覚障害が起こり、味を感じられないために物が食べられなくなります。味覚障害は、抗ガン剤治療によっても起こります。

おそらく皆さんは「摂食・嚥下障害があるから、物が食べられなくて栄養障害を起こす」と考えると思いますが、必ずしもそうではありません。栄養障害によって筋力が落ちたり、味覚障害が起こったり、入れ歯が合わなくなったりして、摂食・嚥下障害が起こることもあるのです。栄養障害によって摂食・嚥下障害が起こると、もともと栄養が不足しているのに更に栄養が摂れなくなって、栄養障害が悪化するという悪循環に陥ってしまいます。

けれども、たとえ摂食・嚥下障害があっても、胃瘻(いろう)や腸瘻を利用するなどして きちんと栄養管理を行えば、栄養障害は起こりません。更に、口腔ケアや摂食・嚥下訓練を適切に行えば、完全にとはいかなくても、食べる機能を回復させることも可能です。

食べやすいように、柔らかさやまとまりやすさを調整した介護食品もあります。摂食・嚥下障害があるから口から食べるのは無理だと、あきらめてしまってはいけないのです。いきいきと生きるためには、食べることが大切です。

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