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放射線治療の障害を和らげる栄養とは

放射線治療は、ピンポイントで放射線を照射する技術が発達したことで、近頃は広範囲にダメージが出ることは少なくなりました。ただ、放射線が当たったところには、どうしても障害が出ます。

たとえば、骨髄に放射線が当たると、血液を作る働きが障害されて、貧血になります。輸入をしなければならないケースが多いのですが、輸入だけでなく、経口的に鉄剤を投与するなどの栄養管理も重要です。また、食欲も低下しますから、食べて摂れない分の栄養をきちんと補給しなければなりません。

放射線が消化管に当たった場合は、癒着や炎症を起こします。腸炎を起こした場合は、グルタミンやファイバー、オリゴ糖が入った栄養剤を経口あるいは経腸的に投与して、腸を動かして絨毛上皮の状態を良くすることが大事です。

食道ガンなどの治療では、放射線が肺に当たることがあります。すると、肺が線維化して肺繊維症を起こします。また、肺が膨らみにくくなって、炭酸ガスの排出が困難となります。

肺繊維症への対処法はCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の場合と同様で、抗炎症作用や抗動脈硬化・抗血栓作用のあるω(オメガ)3系脂肪酸を多めに投与します。また脂肪は、代謝されてエネルギーを生成する際に糖質に比べて産生する炭酸ガスが少なく、呼吸が楽になります。更に、タンパク質の合成を促進して、酷使される呼吸筋の崩壊を防ぐために、BCAAやコエンザイムQ10も投与します。

また、この状態に貧血が合併すると、組織への酸素の供給が減少して褥瘡(じょくそう=床擦れ)が出来やすくなりますし、褥瘡ができると気力も低下します。したがって、鉄や亜鉛、銅など、貧血の原因となる微量元素もチェックして、細やかに投与しなければなりません。

脳腫瘍の場合は、ガンマナイフと呼ばれる装置を使ってピンポイントに照射するのであればいいのですが、全脳照射の場合は非常に大きな副作用が出ます。食欲不振や吐き気はもちろんのこと、意識障害が起こったり、人格が変わったりすることもあります。全脳照射を受けると脳が炎症を起こしますが、これを抑えるにはビタミンA、C、Eや亜鉛などが有効です。

状態に合わせてこのような栄養を投与することで、放射線のダメージからの回復が早くなります。

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