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サプリメントの基礎知識と選び方バイブル

間違いだらけだった従来の栄養指導

最近は米の消費が減ったとはいえ、まだまだ日本人の主食の座は譲られてはおらず、取って代わっているものはというとパンやそば、うどんといった炭水化物そのものの食品ばかりです。

また、現代日本女性においては、ダイエットと称してカロリー制限だけを意識している女性が多いようですが、減らして良いものと良くないものとの区別が間違っている方が殆どのように思われます。

減らしてはいけないもの、それは「タンパク質と脂肪」です。

タンパク質や脂質を減らして炭水化物を減らさないという間違ったダイエットでは、必須栄養が足りていない食事のためにいろいろな問題が起こってくるのは当然です。肉、卵、魚などを合わせて一日250グラムは食べないとタンパク質不足になります。

また痩せるためには脂肪を減らすのが最も効果的と思っていませんか?医師や栄養士などから、そのように指導された方も多いと思います。

実は太る最大の原因は炭水化物であって、脂肪よりもその肥満化効果は高いことが分かってきたのです。

また最近の疫学研究では、高脂肪食は心臓病や、脳梗塞を引き起こさないばかりか、これらの予防効果さえあることが明らかになってきました。

三大栄養素のうち、タンパク質と脂質は必須栄養素ですが、炭水化物は必須ではなく、全く摂らなくても健康で元気でいることが出来るのです。

「全ての栄養をバランスよく摂ることが不可欠、脂肪や肉類は控えめに」とする従来の栄養指導は根本から間違っていたのです。

脂肪は非常に大切な必須栄養なのです。これも意識して食べるようにしないと、必須脂肪酸が不足して、病気や体調不良の原因になりかねません。しかも忌み嫌われている肉の脂身の中にも酸化していない必須脂肪酸が入っているのです。

また50歳前後からの肌のしわの発生は、脂肪の不足と必須アミノ酸(肉や卵に入っている)の不足も大きな要因なのです。

この必須脂肪酸が不足すると起こる問題は多く、少し数えただけでも下記のように多数あります。

  1. 高脂血症
  2. 皮膚の弾力低下、乾燥、しわの発生
  3. 動脈硬化
  4. 高コレステロール血症
  5. 皮膚湿疹
  6. 免疫機能の低下による感染
  7. 脂肪肝
  8. 血管がもろく破れやすくなる
  9. 炎症が起こる
  10. 血栓ができやすくなる

脂を減らすと高脂血症、高コレステロール血症になるとは驚かれることと思いますが、これは後述のオメガ3系脂肪について確認されている事実なのです。

動脈硬化や皮膚の弾力低下など、これらの問題の原因を理解するためには、私たちの60兆の細胞すべてにとって大事な細胞膜がほぼ全て脂肪酸(正しくはリン脂質)から出来ていることから想像がつくのではないでしょうか?

私たちの体内では、毎秒数10万から100万を超えるおびただしい数の細胞が作られますが、この細胞ひとつひとつがアミノ酸とともに脂肪を必要としているのです。

高齢者において皮下組織や内臓での細胞新生がうまくいかず、細胞壊死(えし)が起こる原因のひとつも必須脂肪酸不足です。

また、ほぼ全てのホルモン生産に脂質が必要であり、脂肪不足はホルモンの生産や分泌を妨げ、そのバランスを崩してしまう大きな原因なのです。

加えて、脳の水を除いた重量の約70%がコレステロールや脂質で出来ているため、脳細胞の再生には特に必要そうですね。

必須脂肪酸にはオメガ3系とオメガ6系があります。オメガ6系はサラダ油やオリーブ油、ドレッシングなどから日頃充分摂れています。しかし、オメガ3系は魚肉の摂取が少ない方には不足することが多いのです。

またオメガ6系と3系、両方とも酸化しやすいので、高温で調理したりで、酸化させないように注意が必要です。(酸化した油は、たった1分子でも細胞を次々と破壊する悪者です。植物油は加熱せず、生で摂るのが最も好ましいのです。)

良い脂、特にオメガ3系の脂は絶対に摂らなくては健康が保てない必須栄養素なのです。背の青い魚や亜麻仁油などを余り高温で調理せずに定期的に摂ることが大切です。また精製したDHAやEPAをサプリメントで摂ることも背青魚の代用になります。

オメガ3系、6系ともに酸化しやすいので調理に使えないとなると、揚げ物や調理には何を使うべきでしょうか?それはココナッツオイルです。ココナッツオイルは、お値段が高いのが難点ですが、炭水化物に近い速さでエネルギーに変換される「中鎖脂肪酸」という比較的短い分子で出来ています。それゆえ、あまり体に溜まらず、肥満の原因になりにくいのです。ココナッツオイルが手に入らない場合は、ラードやバターでも代用できます。

ココナッツオイルを含めたこれらの固形脂肪は飽和脂肪酸といって、酸素が結びつく相手の「手」が余っていないので酸化しにくいのです。それゆえ、サラダ油などの植物油よりも優れているのです。

「バターは体に悪いので植物油から作ったマーガリンの方が良い」というのは全くの間違いです。(特にマーガリンはトランス型脂肪が多く、酸化した油とともに絶対に摂ってはいけない食品のひとつです。)

もうひとつの必須栄養である「タンパク質」ですが、これも肉(魚肉を含む)や卵から充分な量が摂れていないと、いろいろな病気の原因になるとともに、前述のしわなどによる見かけ上の老化の原因ともなります。

こうしてみると、サンマ、アジ、サバなどの背青魚はタンパク質もオメガ3脂質も両方摂れる優れた食材なのですね。

その他の脂肪の多い食材として優れているものはナッツ類です。必須脂肪酸と非必須のものと両方が多く含まれるほか繊維質が多く腸内環境の改善に寄与します。

野菜を摂ることは概(おうむ)ね健康に繋がります。しかし脂質と動物性のタンパク質を減らしてはなりません。ベジタリアン(菜食主義者)は短命であることが統計にもはっきり出ています。

肉類を増やし、脂も増やし、野菜も十分食べるとなると後は何かを減らさなければ食べきれないわけですが、その減らすべき食材が、米やパンや砂糖なのです。

炭水化物は摂らなくても良いのではなくて、むしろ摂らないほうが良いのです。では、炭水化物の何がそもそも体に悪いのでしょうか?

  1. メタボリック症候群(肥満、高血糖=糖尿病、高血圧、高脂血症)の最大原因。
  2. 頭と神経の働きを(長期的には)悪くする。
  3. ガンの発生率を上げる。
  4. 免疫を弱くすることで感染症に罹りやすくなる。

など、炭水化物が引き起こす問題をさらっと並べただけでは大したことはなさそうに聞こえますが、このそれぞれの項目の悪影響は人によっては かなり深刻なのです。

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