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サプリメントの基礎知識と選び方バイブル

40代以上の日本人は「積極的に健康を維持するための理想的な栄養」を摂っていない

「積極的に健康を維持するための理想的な栄養」という観点から見ると、40代以上の日本人は、自分では気づいていないと思いますが、ほとんどの方が栄養不足の状態と言えます。

ただ、一般の方がその境界を見定めるのは、結構むずかしいものです。

たとえば、インフルエンザが流行ったときに、自分もかかってしまうことを普通のことと思うか、免疫力の不足を栄養でカバーしなければいけないと考えるか・・・。

あなたはどちらでしょうか。

顔にシミが出てきても、「日常生活を送るのに支障はない」と思えればそれでもいいですが、それを老化のサインと見て、「積極的にシミを防止したい」「肌のハリやツヤも、もっとほしい」と考えるのであれば、栄養が不足した状態となるのです。

栄養学的なアプローチは、実際の医療現場でも応用されはじめています。

サプリメントで人気のEPA(エイコサペンタエン酸)。

イワシなど魚類の脂(あぶら)に多く含まれているものですが、心筋梗塞や動脈硬化を予防したり、中性脂肪を下げたりする効果が確認されています。

サプリメントだけでなく、医薬品としても認められています。

また、ごくありふれた栄養素であるビタミンCも、癌(がん)の治療に使われています。

高濃度ビタミンC点滴療法といい、癌患者に高濃度のビタミンCを点滴する治療法です。

2005年、アメリカ国立衛生研究所に所属する研究者が発表した論文をきっかけに世界的に広がり、日本でも、いま500施設くらいで実施されています。

これは癌患者にビタミンCを一日50~100グラム、一度に点滴します。

厚労省の基準では一日に必要な量が100ミリグラムですから、ケタが1000倍違います。

先にビタミンCを一日2グラム、口から摂ると、体内でコラーゲンが作られるようになる、と説明しましたが、一度に50グラム摂ると、今度は癌細胞を殺す効力を発揮するようになるのです。(正常細胞には影響しません)。

ただし、この反応を得るためには、体内のビタミンC濃度をあるレベル以上の濃度にすることが必要です。

癌治療の場合、それが50~100グラムとなるのです。

このような物質の量と効果の関係は、「ドーズ・レスポンスカーブ=用量・反応曲線」というS字型のグラフであらわされます。
用量・反応曲線

2グラム程度でしたら高濃度サプリメントで経口摂取すれば大丈夫ですが、これだけの量を体内に入れるためには、口からでは無理なので点滴になります。

ある効果が得られる栄養素の量は、求める効果によって異なります。

病気治療の話でいうと、たとえばビタミンBの仲間のある栄養素の必要量は、疲労感を改善するためには一日1グラム程度、うつ症状の改善には一日2グラム、統合性失調症の症状改善のためには一日3グラムと、病気によって異なります。

もちろん必要量には個人差があるので、治療目的なら精密な検査が必要です。

このように、同じ栄養素を摂るにしても、目的とする反応が得られる量を摂らなければならないのです。

よく過剰摂取の問題が言われますが、摂りすぎということは基本的にありません。

栄養療法とは、必要な量の栄養素を身体に供給しておいて、あとは身体の反応にお任せする、という方法なのです。

病気の治療、病気にならない為の健康維持、さらにそれを超えてもっと積極的な、自分にとっての最高・最適な健康を楽しむためにも、栄養を上手に利用する栄養療法の知識が広まっていくことを願っています。

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