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サプリメントの基礎知識と選び方バイブル

サプリメントでコラーゲンを摂ると糖化ストレスのダメージを受けやすい

「飲むと次の日お肌プルプル!」というコラーゲンサプリメントの広告文は事実ではありません。

なぜなら肌は1ヶ月かけてターンオーバーするので、効いたとしても「1ヶ月後」となるからです。

「コラーゲンとはタンパク質の一種で、人体のタンパク質のうち3分の1を占めています。肌の弾力を保つのはコラーゲンなのです。コラーゲンは年齢とともに作られなくなるので、外から補いましょう」というのが売る側のメーカーの言い分です。

「タンパク質の3分の1はコラーゲンで出来ている」というのは、人間の体も動物の体も同じことです。

ならば、何も高価なサプリメントを買わなくても、肉を食べれば自動的にそこに含まれているコラーゲンを補給できることになります。

コラーゲンを構成するアミノ酸であるヒドロキシプロリンが、コラーゲンの生成を促進するという研究も行われていますが、普通に肉を食べれば、ヒドロキシプロリンも摂取できますから、やはりコラーゲンのサプリメントを使う必然性はありません。

しかも、コラーゲンを摂取しても、それがそのままお肌のコラーゲンとして補給されるわけではないのです。

コラーゲンはタンパク質ですから、胃液で分解されてアミノ酸になります。

その分解されたアミノ酸の一部はタンパク質を作る材料になりますが、コラーゲン由来のアミノ酸(ヒドロキシリジン、ヒドロキシプロリンなど)のかなりの部分は尿として体の外に排出されます。

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ゼリーやドリンクとして販売されているコラーゲンは、味を調えるために「糖類」がたくさん使われている可能性があります。

そうすると「糖化ストレス」という問題が出てきます。

糖化ストレスというのは糖分の摂りすぎによって起こるもので、体内で余分な糖がタンパク質と結びつき、そこで出来た糖化産物が血管や細胞を傷つけるものです。

その結果、肥満や糖尿病、動脈硬化、神経障害など、さまざまな症状の引き金となります。

皮膚や骨のコラーゲンも糖化ストレスによって変質し、もろくなってしまいます。

サプリメント製品に記載されている原材料表示には使用される量の多い順に書かれていますので確認してほしいのですが、多くのコラーゲンゼリーで一番多く使われているのは「果糖ブドウ糖液糖」です。

ご飯やお菓子を控えめにしていても、こういうもので知らず知らずのうちに糖分を摂ってしまうことになります。

これでは、コラーゲンを補給するつもりで摂取したサプリメントの糖化ストレスで、かえって自分のコラーゲンにダメージを与えることになってしまいます。

そのようなリスクを考えても、肉や魚から良質なタンパク質を摂った方が良いのではないでしょうか。

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