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サプリメントの基礎知識と選び方バイブル

コレステロール

コレステロールの働き

コレステロールは体に欠かせない脂質の1つです。

細胞膜の材料になる

リン脂質、糖脂質、タンパク質と共に、生体膜などを作っています。

胆汁酸を作る

肝臓で胆汁酸になり、胆汁の成分として小腸に分泌され、脂質の消化吸収に重要な役割をしています。

ステロイドホルモンを作る

副腎皮質ではステロイド(副腎皮質)ホルモンの材料となり、精巣や卵巣では性ホルモンを作る材料となります。

また、ビタミンDを作る働きもしています。

コレステロールは このように重要な物質であり、血液中の濃度は低すぎても高すぎても良くありません。

血液中のコレステロールが少なすぎると細胞膜や血管壁が弱くなり、脳出血を引き起こしやすくなります。

多すぎると血中にプラーク(沈殿物)のできるアテローム性動脈硬化が進み、虚血性心疾患になりやすくなります。

コレステロールの調節と食事

コレステロールは、一般的な食事で1日に0.3~0.4g摂取され、そのうち0.05~0.2g程度が体内に吸収されます。

体内では、肝臓で1日1.5~2g合成され、食事で摂るよりずっと多くのコレステロールが体内で作られます。

食事でコレステロールを多く摂ると、体内の量を一定にするメカニズムが働き、肝臓での合成量が抑えられます。

牛脂、豚脂(とんし)、バターなどの動物性脂肪には飽和脂肪酸が多く含まれ、血中のコレステロール量を増やします。

一方、コーン油、大豆油、魚油など多価不飽和脂肪酸の多い油には、血中コレステロールを下げる働きがあります。

そこで、動物性脂肪を摂り過ぎないことで、コレステロール合成を抑えることができます。

コレステロールの排泄(はいせつ)

胆汁酸

コレステロールは肝臓で胆汁酸になり、胆汁として十二指腸に分泌されます。

胆汁酸のほとんどは、回腸で再吸収されて肝臓に戻ります。

これを胆汁酸の腸肝循環と言います。

このとき、小腸内に食物繊維があると、胆汁酸を吸着し、糞便中に排泄します。

このように、食物繊維は胆汁酸の再吸収を防いでいます。

また食物繊維はコレステロールとも吸着し、糞便中に排泄します。

コレステロールの構造

コレステロールはステロイド核を持つ化合物です。

動物の細胞に広く含まれ、特に脳・神経組織、胆汁中には多く含まれています。

体内でのコレステロールの代謝

日本人の平均的な食事では、食物から0.3~0.4gのコレステロールを摂り、0.05~0.2gのコレステロールが吸収されています。

また、肝臓では1.5~2.0gが合成されています。

血液中のコレステロールと動脈硬化

動脈硬化が起こる仕組み

増えすぎたLDLコレステロールが活性酸素により酸化変性すると、異物を貪食して処理する※マクロファージが血管壁に侵入して変性LDLをどんどん取り込み、最終的には泡沫(ほうまつ)細胞となって動脈硬化が進行します。

動脈硬化病変が進むと心筋梗塞や狭心症などの心疾患を引き起こします。

※マクロファージ・・・マクロファージは大食細胞という意味で、積極的に遊走し、大きな異物を貪食して除去します。さらに貪食によって取り込んだ異物の断片を抗原としてリンパ球に提示します。

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