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クロロフィルについて

「クロロフィル」という言葉は、ギリシャ語で明るい緑色を意味する「khloros」と、葉を意味する「phylon」から来ています。1817年に二人のフランスの化学者によって発見されました。

クロロフィルは野菜や海藻など、光合成を行う生物にある緑色の色素で葉緑素と呼ばれ、細胞の中の葉緑体に存在します。

光合成は、植物が地中から吸い上げた水と大気中にある二酸化炭素からエネルギーと糖質を作り出すことです。太陽の光によって水は水素と酸素に分離されます。

水素は二酸化炭素と結合して糖質に、酸素は空気中に放出されて生物の呼吸に使われ、体内に摂取した有機物を分解して生命活動のエネルギーに変える重要な役割を果たします。

光合成の過程で、クロロフィルは太陽の光を電気化学エネルギーに変えて水を分解できるようにするので「光触媒」と呼ばれます。

色(赤色ヘモグロビンに由来)と化合物(クロロフィルはマグネシウム化合物で、ヒトの血液は鉄分)を除いて、人間の血液と同様の構造を持つことで、クロロフィルは植物の血液であると捉えられています。

野菜などを食べてクロロフィルが体内に入ると、血液中の鉄と結合して赤血球やヘモグロビンなどの色素に変わります。

クロロフィルの成分であるマグネシウムはデトックス効果を持ち、食品に含まれるダイオキシンやカドミウム、鉛などに吸着して排出します。

血管のコレステロールも同様に排出されるので、血流が良くなり動脈硬化、高血圧を防ぎます。その結果、心筋梗塞や脳梗塞など生活習慣病にかかりにくくなります。

また、抗酸化作用もあり、老化の原因となる活性酸素を取り除き、細胞を活性化して再生させる働きを持ちます。傷や病気の治りが早くなりますし、筋力の維持やガンの予防効果もあると言われています。

クロロフィルは有機ゲルマニウムを含みますが、この成分は血液の循環を良くして酸素が毛細血管のすみずみにまで行き渡るようにするため、貧血の予防になります。このほか、美肌効果、消臭効果、免疫力をアップしてインフルエンザなど感染性の病気を予防する働きも期待できます。

クロロフィルがシュウ酸カルシウム結石を分解し取り除くので、 胆汁石、肝臓障害、炎症を起こした結腸、過剰な胃酸に悩む人にお勧めです。

クロロフィルには殺菌作用、免疫力をアップさせる作用があることから、ニキビの原因となるアクネ菌の繁殖を抑えることができます。

クロロフィルは、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌を刺激し、卵巣嚢腫、血栓、不規則な非常に痛みを伴う過度の月経の予防・治療に役立ち、膣感染をなくします。

腸壁に こびりついた有害物質や悪玉菌などの老廃物はクロロフィルに吸着されて体外に排出されます。これにより腸内環境が整えられ、乱れた排便リズムも正常化に向かいます。

クロロフィルの強力な殺菌作用が口腔内の雑菌の繁殖を抑え、歯周病や虫歯の発生を防ぎます。

クロロフィルを豊富に含んでいる食品は以下が挙げられます。

  • ホウレンソウ
  • 春菊
  • 大根葉
  • 小松菜
  • モロヘイヤ
  • ケール

クロロフィルは こうした野菜の細胞を囲んでいる細胞壁の中に存在しています。そのため、

  • 熱を加える
  • ミキサーなどで細かく切る

といった方法で細胞壁を壊す必要があります。圧力鍋を使った調理もオススメです。

クロロフィルは比較的安全性が高く害のない成分なのですが、まれにアレルギーが起こることもあります。これはクロロフィルに含まれているフェオホルバイトという成分によるもの。特に光に対して過敏症を起こすケースが多く、湿疹が出たり、酷いときには太陽の紫外線によって火傷に近い皮膚症状を起こすこともあります。

このようなアレルギーをお持ちの場合は、もちろんほうれん草や小松菜を食べただけでも症状が出てしまいます。青汁やサプリメントなどではクロロフィルの配合量に制限が設けられているため、普段青物野菜を食べても問題のない方なら、通常の飲用の範囲内でひどい副作用を起こす可能性はそれほど大きくないと考えられます。

わたしたちの体に多くの効果をもたらすクロロフィルですが、過ぎたるは及ばざるが如し。あまりに大量摂取してしまうと胃腸に負担がかかりますし、下痢症状などを引き起こしてしまったのでは元も子もありません。くれぐれも適量を守って摂取するようにしましょう。

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