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サプリメントの基礎知識と選び方バイブル

α – リポ酸は抗酸化ネットワークの要

体を酸化させる活性酸素を消去する働きが抗酸化です。

α – リポ酸の抗酸化物質としての特徴は、1つには水溶性と脂溶性の両特性を有していることです。

たとえば抗酸化物質として広く知られるビタミンCは水溶性、ビタミンEは脂溶性であり、これらが抗酸化作用を示す環境は限定されていますが、α – リポ酸は水溶性、脂溶性どちらにも働くことができるため、体のあらゆる臓器のあらゆる細胞で、その力を発揮します。

2つ目は、自らが抗酸化物質として働くだけでなく、抗酸化物質として働いて抗酸化力を失った(酸化した)ビタミンC、Eやグルタチオンなどの他の抗酸化物質を再生(還元)して、もう一度、抗酸化力を蘇(よみがえ)らせる働きがあることです。

3つ目は、他の抗酸化物質が還元型しか抗酸化作用を示さないのに対して、α – リポ酸は酸化型も還元型も両方とも抗酸化作用を示すことです。

また、還元型(ジヒドロリポ酸)は、酸化組織傷害の修復を助ける作用があります。

このように、α – リポ酸は、抗酸化ネットワーク(活性酸素を消去するためにチームを組んで戦う物質)の要としての重要な役割を担っており、間接・直接的に、様々な抗ガン作用を発揮することが確認されています。

その1つとして、まず挙げられるのが、免疫力アップです。

体内の酸性環境を改善すれば当然、免疫細胞は元気になり、ガン細胞をやっつける態勢が整います。

また、マクロファージや樹状細胞が悪玉に転じることも避けられます。

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