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ガン細胞が増殖する酸性体質になる原因と過程

体が酸性に傾いていると、ペプチドワクチン+樹状細胞治療の妨げになります。

私たち人間の体はpH7.4ぐらいを維持するようにできていますが、ガン患者さんでは そのバランスが崩れ、酸性に傾いているケースがほとんどなのです。

ちなみに、pHというのは水素イオン(濃度)指数、物質の酸性・アルカリ性の度合いを示す物理量でpH7を中性といい、pHが小さくなればなるほど酸性が強く、大きくなればなるほどアルカリ性が強くなります。

つまり、体内のpHバランスは弱アルカリ性が望ましい状態で、それを保つことの重要性は明白です。

この体の酸化を促しているのは活性酸素です。

活性酸素は、私たちの体内で常に発生しています。

正常細胞のATP産生が主にミトコンドリアで行なわれることは既にお話ししましたが、それには大量の酸素が必要とされ、使用後の残りかすは炭酸ガスと水になって体外に排出されます。

しかし、取り込まれた酸素の数%は、通常でも完全には還元されず、活性酸素になるのです。

この活性酸素は、その害ばかりに目が向きがちですが、実は様々な生理機能に関与していることが知られています。

たとえば、白血球は外敵(異物)に対して攻撃的に作用して、細胞内に取り込み、殺菌・分解します。

その捕食と殺菌行動に武器として使用されるのが、活性酸素というわけです。

役割を終えた活性酸素は、通常、血液中や組織に存在しているスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)、カタラーゼなどの抗酸化酵素や、ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノールなどの抗酸化物質によって、体に負担がかからないように速やかに処理(無害化)されます。

しかし、過度のストレス状態や、紫外線や放射線、大気汚染、喫煙、薬剤、アルコールの摂り過ぎなど、様々な原因で活性酸素が過剰に発生したり、その処理能力が低下したりします。

すると、活性酸素はそのまま体内に留まることになり、体はどんどん酸性に傾いてしまうのです。

更にガン細胞は、分裂・増殖に必要なエネルギー(ATP)を作り出すために大量の糖を必要とし、そのATP産生は解糖系のみで行われることから、周辺に低酸素状態を生じさせます。

また、同時に、酸素濃度の低下によって嫌気性回路の回転と、酸の産生を引き起こし、酸性環境をもたらします。

つまり、糖分をたくさん消費すると、それだけ乳酸が副産物として溜まります。

そして、酸性物質である乳酸が溜まると、細胞および組織は酸性に傾き、いわゆる酸性体質になってしまうのです。

加えて、酸性環境は、マクロファージや樹状細胞を酸化させ、先述したように悪玉の免疫細胞として、ガンに手を貸し、病状を悪化させます。

一方、体質の酸性化が進むと、善玉の免疫細胞は活発に機能しにくくなります。

これは、ガン細胞が増殖していくうえで、まさに願ってもない環境です。

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