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ガン幹細胞をきれいに取り去るにはどうすればいいのか

ガンが時間の経過とともに悪性度を増す要因の1つとして、腫瘍組織の中で悪性度の高い「ガン幹細胞」の割合が増えることが挙げられます。

このガン幹細胞は「ガンの本体」といわれるもので、分裂して自分と同じ細胞を作り出す能力(自己複製能)と、様々な細胞に分化できる能力(多分化能)を有し、しかも非常に強い抵抗力を持っています。

つまり、ガン幹細胞はガン子細胞を次々に作ってしまい、それは、さながら働き蜂を産む女王蜂のようなものです。

ですから、いくらガン子細胞を叩いたところで、ガン幹細胞が残存していては、治療の意味が無いに等しいのです。

また、柿の実を思い浮かべてみてください。

たとえて言うなら、このガン幹細胞は真ん中にある黒くて堅い「種」です。

それに対して、ガン子細胞は果肉の部分です。

そして、ここが肝心なのですが、抗ガン剤はガン子細胞には効果的なのですが、ガン幹細胞に対しては極めて効果が乏しいのです。

したがって、抗ガン剤治療を繰り返し行うと、そのたびにガン幹細胞の割合が増え、子細胞の割合が減って、最終的にはガン幹細胞ばかりの塊ができてしまうのです。

要は、種ばかりで果肉のない柿です。

どうしてこういうことが起こるかといいますと、ガン幹細胞は抗ガン剤で刺激を受けると細胞周期を停止し、その間に自らの細胞修復力を養うからなのです(DNA損傷の応答)。

つまり、抗ガン剤によって病巣が縮小して、おとなしくなったと思っていたガンは、実は更に強化を図り、抗ガン剤治療が終了すると、さらに強力なガンとなって現れてくるのです。

当初直径3cmのガンが抗ガン剤治療半年後に同じ3cmであったとしても、それはとてつもなく手強いガンになっているということです。

このガンの親玉=ガン幹細胞をきれいに取り去るには、現在の標準治療では手術以外にありません。

しかし、全てのガンが手術適応とは限りません。

転移ガンや播種(はしゅ=ウイルスや癌細胞などが生体内で最初に感染または発生した場所から離脱し、体液の流れに乗って体全体に広がったり他の臓器に転移したりすること)、患者さんの体力の問題など、実際には手術のできないケースが多々あります。

そこで、効果的治療法として注目されるのが、これまでお話ししてきたペプチドワクチン+樹状細胞治療なのです。

ガン幹細胞は悪性度が高く、手強いのは事実です。

しかし、見方を変えれば、それは「ガンらしい」ということでもあるのです。

したがって、そのガンの特殊な性質をターゲットとすれば、難治性の元凶があるガン幹細胞を叩くことができるのです。

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