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ペプチドワクチン+樹状細胞=分子標的樹状細胞

分子標的樹状細胞は、樹状細胞とペプチドワクチンが、がっちり手を組むことで生まれました。

従来の樹状細胞治療は、ただ単に「ペプチドがくっつけばいい。あとはリンパ球が何とかしてくれる」というスタンスでしたが、それに対して分子標的樹状細胞は接着した後にガンの遺伝子に働きかけて、ガンをアポトーシスさせるといった薬理作用を有しています。

ペプチド自体の見た目は変わりませんが、ガン細胞に接着した後に核内に向かってマイナスの信号、すなわちガンを抑制する信号が行くのが分子標的樹状細胞です。

普通のペプチドは、例えて言うなら「ダミーのスイッチ」のようなものです。

ペプチドを合成する際の一般的な方法というのは、目立つもの(抗原)を拾ってきて、そこから作るというものです。

つまり、ガン表面に多く出ているガン抗原を適当に分離してきて、そこからワクチンを作るというわけです。

河原に行って目立った石を拾ってくるのと同じで、それが普通の石かダイヤモンドかなどということは、おかまいなしなのです。

その目立つ抗原は、ガン細胞の核(ガン遺伝子)に繋がって信号が届いているとは限りません。

むしろ、信号が届いていない確率のほうが高いのです。

つまり、役に立たないということです。

ガンの核に繋がっていない癌ペプチドをターゲットにしても、ただ炎症が起きるだけで、ガンは生存する可能性のほうが大きく、しかも更に強化されます。

しかし、ガンの核にペプチドが繋がっていれば、免疫細胞はガンを確実に攻撃することができます。

また、ガン細胞を破壊するという薬理作用を持たせたペプチドワクチンでも、核に繋がっていないものでは意味がありません。

一方、核に繋がっているペプチドを選定していれば、ペプチドワクチンは接着した後、ガンの核にマイナスの信号を送ることができ、ガンに致命的な打撃を与えることができるのです。

分子標的樹状細胞が強力かつ高性能であるのは、実はこうしたガンの核と繋がっているペプチドを確実に選定して、ワクチンを作成しているからなのです。

では、なぜ核と繋がっているペプチドを確実に選定できるのかといいますと、それは既に分かっている分子標的受容体があるからです。

ガン細胞表面に出ている その分子標的受容体は、ガン細胞がアポトーシスを起こすであろう遺伝子情報を解析することによって確認されます。

要するに、ガンの中心を把握することから、末端の目印を特定するというわけです。

末端から目立つものを拾ってくる一般の方法は、引いても、引いても当たらないクジのようなものですが、分子標的樹状細胞は引くたびに当たる凄いクジなのです。

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