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MDSC(骨髄由来免疫抑制細胞)はガンの周りをブロックする

MDSC(骨髄由来免疫抑制細胞)は未熟な骨髄細胞で、Tregと双璧をなす、強力かつ多様な免疫抑制細胞です。

正常な状態では、マクロファージ、樹状細胞、顆粒球といった免疫系の細胞群に分化していきますが、ガンになると この分化が阻害され、体内にMDSCが増えてしまいます。

そして、その増加したMDSCは、ガン細胞から分泌されるエキソソーム(RNAを分解する多タンパク複合体)および ガン細胞から産生されるサイトカインやケモカイン、可溶性分子が、骨髄系前駆細胞に働いて誘導され、ガン化が進むにつれ、脾臓、骨髄、抹消血、ガン周囲に現れ、ガンの目に見えない壁として機能します。

たとえば、抗原非特異的にT細胞の免疫を阻止し、T細胞のサイトカイン産生を減少させる、あるいは増加を阻止して、T細胞をアナジー(不活性化して再び同じ抗原に出合っても反応できない状態)またはアポトーシスへと導くこともその1つ。

更に、NK細胞を阻害し、Tregを増やすことも知られていて、異常に増加すると、ガン細胞の周りをブロックしてしまいます。

すると、免疫細胞はガンに近づくことができませんから、ガンは有利な条件下で、安心して成長することができるというわけです。

また、MDSCは感染や外傷によっても誘導されるため、ガンの進展における炎症の関与においても重要な存在です。

最近の研究では、ガン細胞がMDSCを骨髄からガン細胞周囲へと誘引することが示唆されています。

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