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ガン悪液質を改善することが「ペプチドワクチン+樹状細胞治療」で重要

ペプチドワクチン+樹状細胞治療は免疫細胞治療の一種で、生まれながら自分の体に備わっている「自ら病気を治す力」を利用する治療法です。

すなわち、ワクチンという1つの「きっかけ」を体の中に入れることで、リンパ球などの免疫細胞を活性化させ、ガンを攻撃するという治療法です。

したがって、いくら優秀なワクチンを注射しても、それを受け入れる体自身、特に細胞の働きや連携と関係のある代謝が低下していると治療は成功しません。

例えば、体が冷えたり、血液の流れが悪かったり、血液が酸性になると、代謝は低下します。

ペプチドワクチン+樹状細胞治療を行なう際は、こうした体の状態を改善しておくことが重要なのです。

つまり、自分(患者さん自身)の力を回復するということです。

そして、それにはまず「体の声」に耳を傾けること。

さらには、ガンという敵がどういうものかをよく知ることです。

さて、ガンが進行した多くの患者さんには、食欲不振、体重減少、全身衰弱、倦怠感などの症状が見られます。

こうしたガンによる機能障害を悪液質(ガン悪液質)といいますが、これはガン細胞からの分泌物質などによって、体に様々な異常が生じた結果です。

すなわち、ガン悪液質の病態をもたらす原因は、従来は食欲低下とエネルギー消費の増大にあると考えられていましたが、単なる栄養補給では改善できないことから、その根幹にサイトカインネットワークや腫瘍の特異的物質の産生が存在すると考えられるようになりました。

つまり、ガン悪液質は単なる栄養学的異常ではなく、代謝、免疫、神経化学的異常によって引き起こされると考えられるのです。

また、ガン悪液質の特徴的な症状の多くは、IL(インターロイキン)-6 など、炎症性サイトカインの作用であることが分かっています。

このことは、ガン患者さんの体内では「慢性炎症が常に繰り返されている」ということで、これが悪化するとガン悪液質という状態になるのです。

ガン悪液質になると、脂肪組織のみならず骨格筋が激減し、体重減少を加速させます。

その結果、患者さんの生命力は低下し、ペプチドワクチン+樹状細胞治療を行なう上でも大きな妨げになります。

さらに、一部の推計によると、ガン死亡の3分の1近くはガン悪液質が原因の可能性があるといわれています。

ガン悪液質を改善することが、治療上いかに重要かということが、おわかりいただけるかと思います。

ちなみに、ガン悪液質の発生率は、ガンの種類によって異なり、肺ガン、膵臓(すいぞう)ガン、胃ガン、食道ガンは発生頻度が高く、乳ガンでは頻度が低いことが知られています。

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