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サプリメントの基礎知識と選び方バイブル

ω(オメガ)3系脂肪酸を積極的に摂るべき

免疫栄養という栄養療法があります。

これは、高度侵襲(しんしゅう)手術の場合や、術前低栄養の患者さんを対象としたもので、特定の栄養素を含んだ栄養療法を行なうことで、五大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル)を適切に供給するだけでなく、過剰な炎症反応を抑えて、免疫機能を高めることを目的としているものです。

免疫栄養で注目される栄養素は、ω(オメガ)3系脂肪酸、アルギニン、グルタミン、核酸、食物繊維、微量元素、ビタミン(C・E)などで、近年、特にω3系脂肪酸の有効性が注目されています。

一方、術後など、ガン患者さんの安定期の栄養状態を保つことも重要です。

そうすることで、免疫能は維持され、余病(1つの病気に伴って起こる他の病気。合併症)の発生も抑えられ、良好な予後(病気にかかった者について、その病気がたどる経過と結末に関する、医学上の見通し)が得られ、更にはQOL(Quality of Life=人間らしく、満足して生活しているかを評価する概念)の向上にも繋がります。

では、どのようなことに注意したら良いのでしょう。

1つの指針として、米国ガン協会と米国ガン研究協会の基準による、全てのガンに共通する栄養療法を紹介します。

ガンの再発を予防するための栄養療法

  • 果物、野菜、豆、穀類など、植物性の食品をたっぷり食べる
  • 低脂肪の食品を選ぶ
  • 低塩の食品を選ぶ
  • 痩せ過ぎ、太り過ぎを避け、健康的な体重を維持する
  • 毎日少なくとも30分間歩く(筋肉を使う)
  • アルコールは適量を。タバコはやめる

ちなみに、「低塩の食品を選ぶ」理由の1つとして、ガンはナトリウムを好んで、カリウムを嫌うということが挙げられます。

また、タンパク質や脂肪も大事な栄養素です。

特に脂肪は槍玉に挙げられますが、全く摂らないのは良くありません。

むしろ免疫栄養でも注目されているω3系脂肪酸は、積極的に摂るべきだと考えます。

免疫栄養で注目される栄養素

【ω3系脂肪酸(EPA、DHA)】
抗炎症作用、抗血栓作用

【アルギニン】
細胞性免疫機能向上

【グルタミン】
腸管上皮細胞、免疫担当細胞の栄養源

【核酸】
腸管上皮細胞、免疫担当細胞の機能向上

【食物繊維】
腸内細菌叢(そう)の改善による宿主免疫能改善

【微量元素(亜鉛Zn、銅Cu、マンガンMn、セレンSe)】
フリーラジカル除去作用

【ビタミン(C・E)】
抗酸化作用

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