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ガンが細胞にくっつくのを防ぐα – リポ酸

α – リポ酸は、ガンの浸潤・転移と関係のあるβ1 – インテグリンの発現を抑える作用があります。

β1 – インテグリンというのは、細胞接着分子のことで、細胞と細胞外マトリックス(細胞の周りや細胞と細胞の間の超分子複合体)の細胞接着の主役であり、細胞と細胞の接着にも関与している因子です。

ガンには、遊走、接着という能力があり、それによって転移・浸潤が引き起こされるわけですが、要は その接着に深く関与しているのがβ1 – インテグリンで、このβ1 – インテグリンが多く発現しているガンは、転移しやすいことが確認されているのです。

当たり前のことですが、ガン細胞は血液の中をずっと漂流していたなら、やがてはエネルギーが尽きて死んでしまいます。

たとえば、川に流した種子は、運良く水辺にくっつけば芽が出てきますが、そうでなければ海に出てしまい、草木に成長することはありません。

また、動物でも人間でも、休息のために留まる場所がなければ、生きていくことはできません。

ですから「留まる(接着する)」ということが、非常に大事なのです。

ガンは どこかにピタッとくっついて、血管を引っ張ってきて、必要な糖分を宿主から横取りするわけですから、それができないとなれば死ぬしかありません。

したがって、β1 – インテグリンの発現を抑える作用のあるα – リポ酸は、ガンの悪性度を抑え、浸潤・転移の進行を抑えることができるというわけです。

その他、α – リポ酸には、抗ガン剤による神経障害や腎臓障害などの副作用の軽減や症状の改善効果、抗炎症効果、デトックス効果、悪液質の改善効果などが認められています。

このように、活性酸素を消去するα – リポ酸の抗酸化作用は、正常細胞に対しては酸化ストレスを低下させ、細胞の酸化障害を軽減する作用を示す一方、ガン細胞に対しては増殖抑制とアポトーシス誘導、悪性進展の抑制などの作用を示します。

ただし、α – リポ酸は血糖値を下げる作用があるので、低血糖の方に投与すると一時的に低血糖発作を起こすことがあるので、注意が必要です。

また、欠乏すると、乳酸の蓄積による筋痙攣(けいれん)、筋肉量減少、脳委縮、動脈硬化、肝機能障害などを引き起こすことがあります。

ちなみに、α – リポ酸が含まれている食品としては、レバー、ニンジン、ホウレンソウ、ブロッコリー、トマト、ジャガイモなどが挙げられますが、食事からの摂取で必要量を補おうとするのは容易ではありません。

まして、ガン治療の一環と位置づけるなら、信頼できる医師の診断とプロトコール(治験実施計画書のことで、治験の目的、治験のデザイン、治験を行う根拠、統計学的な考察、治験を行う組織、治験の方法などを記載した文書)が絶対条件になります。

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