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サプリメントの基礎知識と選び方バイブル

カルシウムと骨粗しょう症と動脈硬化

閉経後の女性では骨粗しょう症になり、骨折の危険が増えるので、多くの医師がカルシウムを十分摂るように指導します。しかし、これは大変な片手落ちな指導。

血中のカルシウムが多くなり、これが必要な骨には届かず、血管の内壁にくっついてしまう為、カルシウムの摂り過ぎは、ある条件を充たさないと危険です。

血管にカルシウムがくっつくと、血管の弾力が無くなるとともに血管の内側が狭くなるという、いわゆる動脈硬化や狭窄(きょうさく)が起こり、血圧を上げてしまうのです。

腎臓の毛細血管の石灰化は、腎臓での血流低下、血圧の上昇、心臓の負担増、そして腎臓機能低下など多くの問題を引き起こします。

カルシウム摂取において充たさなければならない条件とは「ビタミンK」です。ビタミンKは新たに骨を造ってくれる造骨細胞にカルシウムが届くために必須ビタミンなのです。

これが十分でないのに、カルシウムを大量に摂ってしまうと血管に沈着するという大きな問題が起こります。

ビタミンKは特に納豆に多く含まれていて、これを週に1~2回食べれば十分と考えられます。納豆菌などの良い菌が腸内に多いとビタミンK2は腸内でも生産されます。しかし納豆を食べることで、納豆内のビタミンK2を摂取できるだけでなく、腸内でも生産できるようになるので、これが最も確実な方法です。

しかしながらビタミンKは血液の凝固を助ける作用があるので、血液サラサラ化を目指すことに逆行します。

そもそもカルシウムはビタミンDが無いと吸収されにくいということが指導され始めたのは1980年頃です。研究論文では分かっていたことなのですが、それが医学界の一般的常識になり、医師が指導し始めるまでには、そこから10数年が経過していました。

これと似たようなこと、またそれよりもひどいことが他の多くの成分に対しても起こっています。

カルシウムを摂ることは必要なのですが、同時に摂るべき栄養はこの他にも

マグネシウム(500から1000mg /日) カルシウム摂取量の半分が推奨量
亜鉛(10から50mg)
マンガン(15から30mg)

高い含有量の総合ビタミン・ミネラル剤を摂っていなければ、亜鉛とマンガンも多くの人が不足していることになります。

強い骨を造るために必要なものは何?

骨粗しょう症や骨折を防ぐには、カルシウムだけでは不十分だと理解していただけたと思いますが、これで十分でしょうか?

実は強靭な骨を造るために必要不可欠な成分がもうひとつあります。それはコラーゲンです。

骨というとカルシウムが主成分と思われる方は多いと思いますが、「軟骨」は ほとんどがコラーゲンであることからも分かるように、骨には重量で25%以上、体積では半分近くのコラーゲンが含まれており、これにより骨がしなやかに、ある程度は曲げてもポキッと折れない「強靭性」を持たせているのです。

建物に例えれば、カルシウムはコンクリートでコラーゲンは この中の鉄筋に当たります。

骨密度が高いのに骨折しやすい人がいるのですが、こういった人の多くは骨中のコラーゲンが少ないか、コラーゲン自体が劣化していることが分かっています。

コラーゲンは お肌のたるみなどを防ぐ重要な美容成分ですが、これ以外にも骨を丈夫にする大切な働きがあったのです。

また加齢とともに骨が弱くなる1つの重要な要因としてはコラーゲンの不足とともに、コラーゲンの劣化があることが分かってきました。

コラーゲンは筋状の長いタンパク質ですが、その筋と筋の間を繋いでいる架橋という接着剤のような組織が特に劣化してくるのです。

この原因は主にホモシステインというアミノ酸の一種で普通の代謝によってできる「毒」による酸化といわれています。

このホモシステインは血管のコラーゲンも同様に破壊してしまい、血管が弾力を失い弱くなる「動脈硬化」の一大原因です。

それに関連した疾患ですが、心筋梗塞や脳梗塞、脳動脈瘤などの恐ろしい病気にも繋がるので、出来る限り早く無害化してやる物質です。

しかしホモシステインはビタミンB6、B12、葉酸が十分にあると有益なアミノ酸であるL- システインやメチオニンに戻されて、無害化どころか栄養となって再利用されます。

ビタミンB群の働きは これ以外にも無数と言われるほど多く、不足の状態でいるということは大変な損だということに気づかれたのではないでしょうか?

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