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サプリメントの基礎知識と選び方バイブル

ビオチン(ビタミンH)の主な働き

・カルボキシラーゼの補酵素として糖質、脂質の代謝に関わる

酵素タンパク質と結合し、ビオチン酵素として働く

ビオチンは、様々な食品に含まれており、または腸内細菌によっても合成されます。

体に摂り込まれたビオチンは、酵素タンパク質と固く結合し、補酵素として働きます。

ビオチンが補酵素となって機能する酵素を、ビオチン酵素と呼びます。

皮膚や粘膜を守る

ビオチンは主に体内でカルボキシラーゼという酵素の補酵素としてオキサロ酢酸を作ります。

これは、糖質がエネルギーに変わる過程で出来た乳酸を、再び肝臓で糖質に作り変える「※糖新生」や、TCAサイクルを回転させエネルギーを作るのに関わります。

ビオチンは古くから皮膚や粘膜の健康を守る作用が知られてきましたが、最近では妊娠の維持や胎児の発育に与える影響が重視されています。

※糖新生・・・乳酸、グリセロール、アミノ酸など糖質以外の物質からグルコースを生合成することです。飢餓時にはアミノ酸から合成されたグルコースが血糖値の維持に重要な役割をしています。

ビオチンを多く含む食品

レバーや卵黄、ナッツ類、海藻、ヒラメやイワシなどの魚類によく含まれています。

一食当たりの含有量(μg)
【肉】
鶏レバー(焼き鳥2本=60g)・・・139.4
豚腎臓(マメ1個=100g)・・・99.5
卵黄(1個分=20g)・・・13.0

【種実】
ピーナッツ(乾)(15粒=10g)・・・9.2
アーモンドフライ(10粒=10g)・・・6.2

ビオチンの欠乏症と過剰症

【欠乏症】

欠乏症はまずありませんが、生の卵白を大量に食べ続けると、アビジンという糖タンパク質がビオチンの吸収を妨げることがあります。

脱毛、皮膚炎、筋肉痛を起こし、食欲不振から体重減少も起こります。

【過剰症】

尿中に速やかに排泄されるので過剰症はありません。

ビオチンの上手な摂り方

ビオチンは熱や酸に安定で、アルカリに不安定な性質を持っています。

いろいろな食べ物に含まれて、摂りやすいビタミンなので、バランスの摂れた食事をしましょう。

抗生物質などの薬を長く使っていたり、腸の調子が悪い人などは、腸内細菌によってビオチンが作られにくくなります。

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