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心臓発作の直接原因でもある便秘の種類とメカニズム

便秘に悩んでいる方というのは意外と多い中、たしかに溜まり過ぎると気持ちが悪くもなりますが、そこまで重大なこととは捉えていない方がほとんどかと思います。

しかし、この便秘、聞こえは大層な症状でない気がしますが、絶対に軽(かろ)んじてはなりません。

横田良助・医学博士が40余年も前から提唱しているのは、心臓発作の直接原因は8割方、便秘によって体内に滞留したガスによるものである、ということです。

近年、食の欧米化が進む中、腸にかかる負担は大きくなっているのも相まって、ガスが溜まりやすい身体になっているのは事実です。

さらに、女性においては人前でするのをはばかり、どうしても我慢してしまう状況が多くあります。

便秘になってしまったら、軽んずることなく、是非注意して対策を練って頂きたいと思います。

便秘のメカニズム

便秘とは、何らかの理由によって、腸の一部が締め付けられたり腸の蠕動(ぜんどう)運動(腸の蠕動運動とは、腸内の筋肉の収縮によって、くびれを波のように生じさせることで消化物などを運んでいく運動のこと)が弱くなったりして、便が腸内を移動できずに排泄が出来なくなったり、水分摂取が足りないために便が大きくなって排泄が困難になったりしている状態です。

一般的には、排便が一定期間なかったり(排便が3日以上ない、週に3回以下しかない[人によっては週3回以下の排便でも便秘にならない場合がありますが、毎日排便することが重要であると主張する専門家もいます]など)、排便があったとしても出すのに困難が伴ったり、残便感があったりといった症状から認識されます。

その他の自覚症状としては、腹痛や吐き気、残便感、膨満感、食欲不振などが見られる場合があります。

現代では、ほとんどの人が多少なりとも便秘の症状を経験したことがあると言われますが、通常は食生活や生活習慣を変えることで症状を軽減させたり再発を防いだりすることが出来ます。

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便秘の種類について

機能性便秘

機能性便秘とは、消化器官(胃、小腸、大腸など)自体には問題はないが、その機能低下が原因となって起きる便秘であり、最も一般的な便秘です。

機能性便秘はさらに、一過性便秘と習慣性便秘、医原性便秘に分けられます。

習慣性(慢性)便秘

習慣性便秘は、機能性便秘のひとつで、一般的に週2日以上排便がない状態が少なくとも1ヶ月以上続く状態を指し、一般に便秘とは、この習慣性便秘のことを指します。

弛緩(ちかん)性便秘

大腸の蠕動運動が弱くなったり筋力が低下したりした結果、便を押し出す力が不十分となったり、便の水分が腸壁から吸収され便が硬くなったりするために排便が困難となる便秘です。

高齢者や出産を経験した女性に多く見られます。

痙攣(けいれん)性便秘

ストレス等によって自律神経が乱れ、腸の蠕動運動が強くなり過ぎた結果、腸で痙攣が起こり筋肉が激しく収縮してしまい、便が硬く細かく分かれてしまうことで起こります。

この便秘は腹痛を伴うことや、下痢と便秘を交互に繰り返す場合があります。

直腸性便秘

直腸の神経が鈍くなっているため、便が直腸に到着しても便意を感じにくくなる状態です。

便意があってもトイレを我慢し続けていたり浣腸を乱用したりすると起こりやすくなります。

弛緩性便秘と合わせて起こることもあります。

一過性(急性)便秘

一過性便秘は、機能性便秘のひとつで、何らかの理由によって腸の蠕動運動が鈍ったために一時的に起きる便秘のことです。

生活環境の変化などによるストレスや外食などによる偏食、運動やダイエットによる一時的な水分不足などによって生じることが多く見られます。

医原性便秘

医原性便秘は、薬の副作用などによって起こる便秘です。

癌(がん)患者などの便秘は、ほとんどがこれに当たります。

鎮痛剤や制吐剤によって腸の動きが抑えられたり、抗がん剤で自律神経系の機能が阻害されたりすることで便秘になります。

器質性便秘

器質性便秘とは、大腸の疾患(腸閉塞、腸捻転、大腸がん、腹膜炎などといった腸の腫瘍や閉塞、炎症など)によって腸の機能が低下したり、腸管の通りが悪くなったりするために起こる便秘です。

また、先天性大腸過長症など、腸の長さや大きさの異常によって起こるケースもあります。

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